皆さんこんにちは。本格的な冬シーズンが来ましたね。今年は良い冬山になりそうですが、安全に楽しみましょう。
今回はそんな冬らしく、雪国にある我が家の事情です。
冬の間、妙高のスキー場にいる私ですが、寮に入っているのでほとんど家に帰る事がなくなります。
そのため約3ヶ月、家を放置することになるのですが、ここは豪雪地帯の津南町。雪が積もりすぎると重みで家が倒壊します。

母屋の屋根から雪が落ちるとこんな感じになります。
今年はマジで雪が多く、1月中旬でこの量。玄関前は近所の人が投雪機で飛ばしてくれますが、そこまで人力で雪かきをする必要があります。

とりあえず母屋の庇についた雪を除去。
雪溜まりの高さが5Mくらいあり、1階の天井を超えています。
暗くなってきたのでこの日はここまで。

休みは2日間ありましたが、1日目は野暮用で新発田市まで。
同じ新潟とは思えない雪の少なさでした。

という訳で、帰宅してから作業開始。深夜から雪が降るので、天気がいい1日目に可能な限り作業します。
雪山から玄関前までかなり距離があるので、コンパネで滑り台を作りました。ちょっとは効率良くなります。
雪かきは単純作業ですが体は温まるし、まだ雪国3年目なので楽しいと思えます。

翌朝。この日は丸一日を雪かきに使う事にしました。
ヤル気を出すために、朝からビールで一杯やります。
車を運転する事なんてありません。どうせ雪が多すぎて出られないので。

しばらく落雪を放置したせいか、氷化して固まってる部分もありました。
こうなってはショベルでは歯が立ちません。
こんな時はイグルー作りに使うスノーソー。まさか山以外で使うことになるとは。

雪国に住むというのは簡単な事ではありません。
除雪にかかる時間と労力、寒い冬を耐える暖房費、そのくせ湿度が高いために蒸し暑い夏。
それでも津南に住む理由は田舎と雪が好きだから。都会に比べると日々の労力は大きいが、それを決めるのは自分自身。
面倒に思える事でも、自分が楽しいと思えたら大した苦痛にはならないものです。
自分で決めた生き方なら、誰のせいにもできませんので。

3時間かけて除雪した結果、何とかここまで落としました。
雪溜まりと排雪が同じ高さになったので、一度投雪してもらいます。

おー。さすが機械だと早い早い。
もっと早い内に手を打っておけば全部投雪できたのですが、山になってしまうと機械では難しくなります。
来年は少しは楽になるように、何か対策をしておく必要がありそうです。
こういう所にも燃料代が嵩んでくるんですよね。
とりあえず対策。
うちの正面には前住人が使っていた消雪パイプがあるのですが、地下水ではなく沢の水を使っているので落ち葉やゴミが詰まって結局消雪できなくなります。
というわけで大胆な策。パイプを外してしまい、庭全体に落ち葉ごと沢水をバラ撒きます。
細かく管理できる訳ではないので、この方法がベター。

来年は土嚢袋かなんか積んで、落雪部分に簡易的な池でも作りましょうか。
ちなみにパイプの根元を掘り出すのに3Mくらい除雪しました。
ちょっとビバークできそうなくらいの雪洞が完成。
丸一日除雪をすると、さすがに疲れました。翌日は妙高に帰るので、お風呂で温まって早めに就寝。
朝4時、出発。大量放水作戦はなかなか効いたようで、一部の雪は消滅していました。とりあえず一安心です。

住むだけで大変な豪雪地帯。
それでも住む理由は自分が楽しいと思えるから、労力以上の魅力があるからです。
この大量の雪は春になると大地を潤し、山菜や野菜を育て、栄養価の高い山水はイワナ達を元気にしてくれます。
豊潤な土はブナの森を育て、秋にはブナの倒木に美味しいキノコが生えます。
そしてまた大量の雪が降る。
雪国は大変ですが、春夏秋冬の移り変わりが本当に分かりやすい。
自然が好きなら、大変でも生きていくタフさがあるのなら、一度田舎に住んでみましょう。
きっと面白い何かが見つかります。
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