アイスとクリパ✨🎄✨

冬型が続いています。
妙高はずっと猛吹雪ですが、八ヶ岳はキンキンに冷えた青空が広がっているようです。SNSを見ると、南沢大滝が仕上がって来たらしいので行ってみる事にしました。
イヴとクリスマス、2日間のアイスクライミングです。

今回のメンバーとは一年ぶりの再会。
関西からキタさん、あやか。25日に空挺団の丸さんが合流予定です。
特にキタさんは仕事を辞めたあと、山小屋で働きながらヨセミテ、インディアンクリーク、ヒマラヤ、ニュージーランドなど巡っていたようです。話を聞くのが楽しみ。

23日の仕事が終わったあと、すぐ八ヶ岳に向けて出発しました。
職場から八ヶ岳までは3時間程度ですが、夜から猛吹雪になるのでさっさと妙高を脱出します。朝から行くと絶対遅刻する。

茅野の西友に6時集合。目茶苦茶寒いですが、積雪はゼロ。既に2M積もってる妙高とは全然違います。
あやちゃんの大型SUVに乗り換えて、赤岳山荘まで。積雪ゼロなので車で楽々入れました。

美濃戸山荘から南沢をひたすら歩きます。ここから約1時間。
生鮮食品の持ちすぎでペースの上がらないあやちゃんは放っといて、先行しました。

八ヶ岳の快晴っぷりはいつ見ても素晴らしく、澄んだ青空を拝めます。チェンスパ忘れてきましたが、かつて歩荷をしていた時はこの道を長靴で歩いてました。何てことはない。

南沢大滝に到着しました。登山道とは明らかに違うトレースがあるので分かりやすい。

シーズン初ということでまずは小滝をリード。アイゼンもアックスも1年ぶりです。
去年はアイスもスキーも最悪の年だったため、ほとんど出番がありませんでした。
初心者の練習で登られる事も多く、既にボコボコ。氷の質は悪くない感じです。
クリスマスと言えど平日なので他に誰もいません。

すぐ下の平地にベースを張り、今度は南沢大滝を登りに行きます。誰もいない平日。道さえ空けておけばノープロブレムです。

その前にぜんざいを食べて一息。こんな物持ってればそりゃ荷物も重いです。
形?いえいえ偶然ですよ。目玉っぽくなりましたね。

でけぇー!緩斜面を含めると40Mあり、見事なスケール。氷結状態も決して悪くはない。
右側に水が流れており、かなり緩い感じがします。それ以外は良さそう。

キタさんもあやちゃんもリードは遠慮するとか言ってるので、先に登らせて頂きます。
最も状態の良さそうな真ん中やや左のラインを選びました。
小滝に比べると少ないものの、登られた後があり楽々フッキングできます。スクリューの効きもよく、安心して登れる。
いい感じです。スクリュー8本でトップアウト。友人2人もトップロープで登り、この日は早めに幕引きとしました。

イヴなので豪華な夕食が待っています。
クリスマスだし、七面鳥でも焼くか!というのはさすがに無理なので、野菜たっぷりの豆乳鍋で決まりです。
普通は鍋キューブで済ませるものですが、白菜、ネギ、人参、水菜、キノコ各種、豚肉、鶏つみれなど豪華な具材。スープはニンニクショウガを大量に入れ、豆乳(約1L)で香りをつけます。
こんだけ持ってくれば、そりゃ重いだろ…

これまた豪華に生うどんを300g投入。キタさんがウィスキーを持ってたので分けてもらいました。
小滝の氷を砕いてロックにします。オシャレですが気温が低すぎて全然融けません。

クリスマスという事で、あやちゃんがケーキも持ってきてました。そりゃ重いだろ…

腹一杯食べて体が暖まったので床に就きます。連日の仕事で疲れが溜まっており、関西組も片道4時間であまり寝てない模様。
今季初の冬山泊。寝れるか心配でしたが、10時間ぶっ通しで寝ました。
マジで快適でした。

朝6時。トイレに起きて、うっすら明るくなった空を眺める。
気温は約-10℃。八ヶ岳にしては暖かいのではないでしょうか。
冬季縦走なら早々に出発する必要がありますが、今回は快適なゲレンデアイス。コーヒーで一服し、ありったけの食料で朝食を作ります。
昨日の鍋の残りに凍ったおにぎりを入れて雑炊。これまた腹いっぱい食べました。

丸さんと友人のトモナガさんが合流したのでアイス2日目。2人とも強そう。
小滝で慣らしをしたあと大滝を登ります。
更にもう1パーティが合流。女性2名でしたが、山岳医のCさんと高所クライマーのSさんでした。
わざわざクリスマスに氷登りに来る人って、ほとんど知り合いなんですよね。

とりあえず悪そうな右側を登ってみる事にしました。
2月に米子不動を登る予定なので、濡れたアイスに慣れておく必要があります。
少なくとも数年前に登った時はビチョビチョでした。
この日は昨日より天気が良く、滝の水量が増している気がしました。右側は更にビッチョビチョになり、まともにプロテクションが取れない。絶対落ちる訳にはいきません。
アックスの刺さりはよく、思ったより楽しい。

続いて最も難易度が高そうな中央やや右。凸角になっているので幅が狭く、左右に突っ張る事ができません。
案の定登られた形跡はあまりなく、シビアな登攀になりました。
何とかトップアウト。

正直、シーズン初めのせいか疲れました。
いつもなら何本か登るのですが、足がガクガク。あとは各々トップロープで遊ぶことにしました。
やはり滝が大きいせいか、3人登ると90分くらいかかります。まったり登っていたつもりが、既に14時。
1人最低1リードのノルマがあるので、小滝をリードしてもらう事になりました。

南沢小滝などと言いますが、大滝に比べて小さいだけであって15Mくらいあります。
しかもボコボコになっているぶんプロテクションは取りづらい。
ビビりながら登るあやちゃん。オッサン2人にヤジられながらトップアウトできました。
アイスは筋力よりも精神力が問われるスポーツです。よく頑張りました。

何だかんだで遊んでたら16時を回りました。Cさんは子供の迎えがあるからと先に下山。朝幼稚園に子供を送り、アイスを登ってまた夕方迎えに行くそうです。すげぇ母親。


我々も早々に撤収し下山開始します。
食料は減ったはずなのに、何故かパッキングが上手くいかないあやちゃん。
一方、キタさんは段ボールでも詰めたかのように美しいパッキング。さすがヒマラヤ経験者は違う。

冬至をちょっと過ぎた程度の時期なので、日没が速い。ヘッデンをつけて駐車場まで。とはいえ百数十回歩いた道なので目を瞑ってでも下山できる。
焦る必要なく皆で下山完了しました。
麓のレストラン「J&N」でディナーにしたかったですが、到着が遅くてオーダーストップ。残念。

ならば第二候補、茅野の「麺屋蔵人」でアツアツのラーメン。
こちらは味噌蔵を改造した味噌ラーメン専門店。諏訪に住んでいた頃から通い続けている名店です。季節限定もありメニュー豊富。
この日は味噌とんこつにし、締めにチーズ雑炊。

体が温まったところで各自解散。かなり気長に登りましたが、天気も良く素晴らしいクリスマスになりました。
今のところ、今年は雪も氷も当たり年。みんなと登って滑りまくる。そんな年にしたい。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です